ムルっぽいクルマ

 

ムルっぽいクルマ3選。

 

まずはNAVYA社の自動運転シャトルバス。EVO(写真上)とARMA(写真下)があって、EVOが新しく(2020年7月リリース)、限定エリアではオペレーターの同乗なしで「レベル4」の完全自動運転を実現している。

どちらもウィンドウグラフィックスは同じ。フロントもリアも同じようだが、ピラーがねじれながらウィンドウ下端に回り込むところはムルっぽい。フロントフェイスはARMAのほうがアクが強く、EVOはちょっとファニーな感じだ。ウェストラインの低さもムルっぽい。

自動運転の15人乗りのマイクロバスなら、実用一点張りの箱型でも誰も文句は言わないだろうに。ちょっと攻めたスタイルにしているところなどは、これが新しい街の顔になることを目論んでいることがうかがえる。

 

2段生き別れ度:0、段付き度:1

 

https://www.macnica.co.jp/business/maas/products/133978/

 

 

2つめはシトロエン アミ(2020年)。二人乗りのEVコミューター。

 

2段グリルで段付きで、フロントとリアスクリーンまわりが異なる以外は前後同じカタチ。

AMI ONE CONCEPT(写真下)の時点で、前後パーツ共用の同一意匠化が図られていることはわかっていたが、まさか2段グリルで、しかもムル並みにはずしたスタイルでくるとはフィアットも予想しなかっただろう。 

しかし、このスタイルを世に送り出したいと思っているデザイナーはまだいるということだ。日本のハイト系軽ワゴンなんかは格好の素材だとは思うが、日本顧客がターゲットである限りは絶対に陽の目を見ることはないだろう。

2段生き別れ度:2、段付き度:3

 

 

 

3つめは、Heinkel Kabine (1956)

2段グリルでも段付きでもないが、ルーフの前後端が出っ張っているところや丸目ライト、ラウンドしたボディパネルがなんとなくムルっぽい。

 

https://www.carstyling.ru/en/entry/Heinkel_Kabine_1956/

 

3台は、いずれもマンマキシマム・マシンミニマム。だけど実用主義だけにはとどまらない非凡なスタイルのピープルムーバー。

 

はたしてムルっぽいクルマはこの先登場するだろうか。